*** 蜃 気 録 ***

無線局「JJ2AVH/ぎふBK44」の浮遊記録

怪魚の集い

久しぶりに釣りに行きました。場所は、いつもの砂浜です。

今日は普通にキスを狙うのだが、まずは突堤にてワームで探ってみる。

まったくアタリがない。それに、海藻の様子がちょっと違う感じ・・・

20分であきらめて、いつものポイントに。

第一投。サビいてくると、すぐに重くなった。とても鮮やかな緑色の海藻。。。

次々と引っ掛かる。そしてちっとも釣れません。

遠投がいけないのか、近場を探ってみた。

すると、なんかキタ。

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またキミか・・今年もよろしく。

その後もサッパリなので、一本置き竿にしてちょい投げロッド取り出してすぐ足元を探る。

すると、やっとこさそれらしいアタリで20㌢級キス登場。

しばらくしてやや小さいキス追加でいよいよ群れが来たか?と期待したがそれっきり。

もうこれで終わりっぽいな。。そんな空気が満ち満ちた頃に、突然「グイッ」てなアタリが!

締めたはずのドラグが鳴り、糸が出て行く出て行く!!!


うををををををををを( ̄□ ̄;)ををををををををををを!!!!!!!???????

竿をためてどうにか止めるのだけど、まったく寄って来んし。とにかく重いだけで全く暴れない。

ならばとドラグフリーにする。もう際限なく糸が出て行くではないか!人が歩く速度で。

何分そうしていたかわからんが、いったいどこまで行くのか。

この辺でかなり冷静になっているのでなんとなく状況が見えてくる。この怪魚の泳ぐ姿も・・・

平たくて、しっぽのある、海底スレスレを優雅に滑る、ステルス戦闘機みたいな、軟骨魚類の・・・

アイツ。

「現時刻をもって、対象をアカエイとみなす」ドラグを締めて無理矢理寄せる。

そして、一瞬反転したかと思うと、フッと軽くなった。やれやれ。



さて、もうまったくアタリがなくなった。

帰り際にもう一度、突堤でワーム投げてみる。

やはり全然ダメ。テトラの穴に落とすがやっぱりダメ。

ほんとに帰るつもりで投げて寄せてくると・・・

やっと来た!間違いなく根魚。何かな~?

んん?きったねーゴミみたいのが上がってきた!

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うぎゃ~ヽ(゚ロ゚;)これはアレですよ!超凶悪毒魚、オニオコゼではないか!

前にもここで15㌢級釣った事あるが、コイツは少し大きい、23㌢級。

あなた、高級魚・・・ですよね? ならば観念しなさい、お持ち帰りなのだ。

ヒレにビビリつつクーラーに放り込んでとっとと撤収。



帰宅。やっぱり毒ヒレにビビリつつ解体、キスとともに唐揚げに。

これは旨いですよこれは!見た目は酷いがやはり高級魚。上品な味わいですな。

おや?これは・・釣り人新年会にて設定された今年の目標のひとつ「未知の根魚を釣る」達成か?

前にも釣ったけど、持ち帰って喰らったのは初めてなのでここはひとつ認定ってことでお願いします。

誰に言ってんだ?そこのアナタですよ(^m^)