*** 蜃 気 録 ***

無線局「JJ2AVH/ぎふBK44」の浮遊記録

<目指せ>カゴ釣りに挑戦<尺アジ>

イメージ 1
とある福井の海岸にて。

毎年大アジやクロダイマダイ青物の安定釣果をもたらす釣り場があるらしい。
おおいに興味があったのだが、非常に足場が悪いのがミソ。
だがいつまでもグズグズしてはいられないので、毎年いい思いをしている連中に混ぜてもらって今回の釣りと相成った。

ジアイは夕方、それでも午前10時に出発。勝山のココイチでカレー。
これも通過儀礼なのである。

磯釣りに欠かせないのがスパイクブーツ、通販で買おうと思ったら間に合わなかったので釣りエサ屋さんで現地調達となった。

3時前に釣り場に着いた。凍ったマキエを融かしつつ、同行のM君はメタルジグを取り出して投げ始めた。
するとすぐにヒット!一瞬根掛かりかと思うほどロッドが曲がっている。
姿を現したのはフクラギ。ブリの若魚である。
スレがかりだが一匹は一匹。ボウズ逃れで我々も一安心。
その後続けてヒット、40袖蕕2匹追加してホクホク顔。

さてと、日が傾いたところでカゴ釣り仕掛けをセット。
マキエもスタンバイしたので、5時に第一投。
そもそもウキ釣りなんて何年ぶりだろう。手順を思い出すのに時間がかかる。
それこそ郡上弁でカギカギしつつ、怪しいアタリでフグ2連チャンで文句言いながらも勘をつかみつつ・・・
ウキがきれいに消し込んで、強力な生命反応が!
「アジ釣りは、取り込むまでが釣りですよ」
諸先輩の忠告を胸に留め、抜き上げてその魚体をしっかり掴んで・・・
「獲ったどー!!!」
おお、初めての尺アジである。
すばやくクーラーへ。ここで気を抜いて空中リリースはよくあること。
ああ、これだけで来たかいがあるというもの。

日本海に沈む夕日を眺めつつ、いよいよ本番だ。


中略・・・3時間経過。。。

うーんやたらに藻が多いな。取り込むたびに巻き付いてくるんだが。
そんな中、久しぶりにウキが消し込み、かなりの手応えが!
リールを高速で巻く。しかし・・・
重すぎるっ。必要以上に重いぞ。
足元まで寄せたのだが、抜き上げる前に手前の根に吸い込まれ・・・
カゴとウキもろともプッツン!なんで?

今のは何だ。確かに生命反応はあったのだが・・
冷静になって考察するに、まずアジか何かが掛かったのは間違いない。
その後手前に巻いてくる途中で、巨大なホンダワラの流れ藻がからんで、
波にもまれて根に吸い込まれたと、どうもそういうことらしい。
とにかく仕掛けを作り直して・・しかしハリスがカゴにからんでどうしようもない。
たくさんの仕掛けを損失し、心が折れました。

9時半、タイムアップ!
同行者はそれぞれ大アジを2~3匹、フクラギを3匹。
わたくしは最初のアジ35センチ1匹。
う~んなんかなぁ、まあ尺アジ釣ったからいいか・・。