*** 蜃 気 録 ***

無線局「JJ2AVH/ぎふBK44」の浮遊記録

夕まづめ限定 

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疲れが出たのか、このごろ一段と朝が弱い。
今週末は連休なので、ダラッとしてしまうのももったいない。
そこで、昼から家を出て夕方限定で釣りに行く事にした。

Z號は車検なので、代車の「トッポBJ」にがんばって福井まで走ってもらう。
行き先は福井新港のアノ御漁場。チョイ投げ竿一本で勝負である。
途中、和泉の下山で早くも眠気に襲われ、20分仮眠。
結局釣り場に着いたのは5時だった。

いつものチョイ投げロッドなので飛距離は50~60mか。
退屈しない程度にアタリがあり、12cm級のピンギスが釣れてくる。
決してサイズアップはしない。今年はそういう方針なのか?!

飽きたので港内側の砂浜に移動。
しかしサイズは変わらず。向かい風なので釣りにくい。
そうこうしているうちに太陽は真っ赤に燃えて水平線に落ちてゆく。
まーかん!小突堤に移動。先端は2人のルアーマンがいるので10mくらい内側で水路側のワンドに投げる。

ここでもやっぱりピンギス。しかし、潮の流れが速くなっているのに気づいたので、潮目めがけて打ち返す。
すると!今までにない逞しいアタリが!
ようやく来てくれました20cmオーバー、ああこれでやっと人様には「キス釣りに行ってきました」って言えそうです。。。

しかしその後はサッパリ。イシゴカイは余るし周りは暗くなるし。
そこで何をトチ狂ったか、ひとつだけあった「カレイ仕掛け」を取り出し、「イシゴカイの房ガケ攻撃」を敢行してみた。
せっかくの夕マヅメだし、なにか他のおかしな魚でも食わんかと、いつもの脳天気釣法である。

投げてから後悔した。なんとフザケた、なんと中途半端な事をやっとるんだこの俺わー!

仕掛けを引き上げ、さらにイシゴカイの数を増やした。「もののけ姫」のタタリ神みたいだ。どうせやるならとことんやるぞ!

するとどうでしょう、巻いてくる途中で何か非常に重い感触が!手前の根に潜ろうとしている。こりゃ絶対根魚、アイナメか?それとも・・
無理矢理に引っこ抜くと、やはり大口根魚であった。しかも赤っぽい!
うおおおお、キジハタか?今年も逢えたんだね・・・

いや、よく見たらカサゴでした。やっぱりね。
しかしけっこうデカイぞ。まさにひょうたんから駒。てぇことは、やはりワームの出番であろう。さっそく天秤オモリを外してダウンショットリグにセットし直す。もともと専用のルアーロッドなんて持っていない。あっしにはもったいのうございやす。

先端が空いたのでキャスト、早速アタリ(バイトっていうのか?)しかしバラした!残念、もうそれっきりであった。8時、タイムアップ!

日付が変わる前に帰宅。
結果は、キス10~12cmx9、21cmx1、カサゴ24cm。
揚げ物と煮付けにして食す予定なり。
しかし、良型キスはどこにいるのか???