*** 蜃 気 録 ***

無線局「JJ2AVH/ぎふBK44」の浮遊記録

五宝の滝

イメージ 1
国418号を下りてきて、八百津の中心市街地へ戻る。
標識に従って右折、五宝の滝を目指す。
民宿の駐車場で一般車は行き止まり。川沿いに遊歩道を歩く。

武蔵渓谷・・・というらしい。武蔵はいろんなところで修行したのだなあ。
武蔵の肖像があちこちで見られる。そして、全体に新しい。

さらに歩くと左から支流が合流。これが五宝の滝から流れてくる谷川なのだ。
少し上ると、おおっ!これこれこの景色、いつもお世話になっている山歩きのサイトで見た景色ですがな。

見上げると東屋が。行ってみると、そうここが撮影ポイント。滝が三段まとめて見れる。
MZ-5とZ2、いろいろ撮った後、ふと東屋の裏を見ると、さらに高い岩場に通じる道があることに気づく。
もうなにも考えずにカメラと三脚持って登ったのだが、これがとんでもなかった!
ちょっと足場が悪いな、くらいな感じで岩に取り付き、よっこらと乗り越えると・・・

なんじゃこりゃ!

岩場というか、岩壁ではないか!

ヤセ尾根キケン、落ちたら死ぬで!

もう、なんでこんなところに道がついているのか、そうならそうと「この先危険」とかお知らせ
してくださいよホントにね。

写真どころではなく下半身ヘニャヘニャでなんとか下りる。
少し気を取り直して、赤い欄干のお洒落な橋で数枚滝を写す。

誰もいないかと思ったら、どこからかキャイキャイ声がする。

カップルだ。

そのバカップルの無節操な嬌声はさらに滝をさかのぼる。
生温かく見守りつつ滝を撮り、ふと見上げる、滝の上の岩場に男がいて、滝壺を見下ろしている。

カップル♂だ。

目が合ったので、そのアホ面を写真撮ってやった。
意外にも、いい歳のおっさんだった。

クルマに戻り、来た道を下る。
市街地には古い大きな屋敷が多い。横から見ると変わった形の五角形やな〜と思ったら、
袖壁だった。
多分代々続く商家なのだろう。帰って調べたら、やはりこの地は大変栄えていたらしい。
八百津とは、たくさんの港という意味らしい。木曽川の水運で賑わう街だったのだ。
今度またじっくり訪れてみようかな。

地形図マニアとしても非常に興味あるところなんですな。
来春には再び潮見の謎の展望台で無線やな。あの犬にも逢わないかんし。