*** 蜃 気 録 ***

無線局「JJ2AVH/ぎふBK44」の浮遊記録

母袋烏帽子岳

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近所のAという男がいて、「デジイチ買った。山の写真撮りたいから連れてけ」
とうるさいので近場の母袋烏帽子に行く事にした。

なんだかんだで登山口の母袋温泉に着いたのが10時。
駐車料金500円払って入山。
A君は歳が一回りほど若い。山歩き初心者なのだが油断はできない。
オーバーペースに巻き込まれないように注意せねばなるまい。

天気は薄曇り、暑くもなく寒くもなく。
聞こえてきたのは・・カッコウホトトギス・ジュウイチ・ツツドリ
ほほう、カッコウ科のみなさんおそろいで。
他には・・
「じーうじーう」ハルゼミ、「よーきんよーきんけけけけ」エゾハルゼミ

明宝との境の稜線に来てやっと景色が開けてきた。これまでずっと日の射さない林の中だった。

「なんでササが刈られているのか」
「枝打ちをしてないからこの木はもう価値が無い」
「このあたりに三角点がありそうな」
測量の仕事をしているA君がつぶやいている。
いかにも林業科卒らしい目のつけどころである。

1時間40分かけて山頂に到着。ゆっくり登ったから2時間かかると思った。

山頂は以前来た時より木が伸びた?白山がよく見えん。
湯を沸かしていつものとおりカップ麺のち雑炊。卵もね。

1時間滞在のち、膝カクカクになりながら下山。
標高差560m、この程度ならとりあえず登れる事が確認。